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こんにちは!
いつもスタッフブログをご覧頂きありがとうございます!
本日は「トン」がお送り致します。
お話するだけで息が白くなる、そんな寒い日々が続いていますが、皆さん体調は崩されていませんか??
今日はそんな冬にとっておきの温かいパーティーをご紹介します(^^)
個性的な石のチャペル、ノティにて挙式が終わり、お庭でのアフターセレモニー後、親族集合写真の撮影時間に。
チャペルへ進む際、新郎お父様はスタッフに話しかけられました。
「素敵な挙式でしたね。」
「そうなんだよ。感動しちゃってさ」
「息子さん、3兄弟の長男さんなんですね。」
「うん...だからバージンロードを歩ける事が羨ましいな」
新婦様入場の際、席に座っていらっしゃった新郎お父様はこの表情。
おっしゃるように、羨ましい...そんな風にとれます。
新郎お父様のこの想い、実は新婦様も気がついていました。
「お父様...その願い娘さんが叶えてくれますよ」
スタッフが目を向けた先には、「お義父さん」と笑顔で扉の前に立つご新婦様が...
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「一緒に歩く時間がほしいんです。」
ある日のお打ち合わせで新婦様はこんなことをおっしゃいました。
相手は新郎お父様。
3人の男の子の親であるお父様はドレス姿の花嫁と歩く機会がきっとこの先ない。
仲良しで大好きなお義父さんへ、
新郎家に嫁ぐ自分を優しく迎えていれてくれてありがとうの気持ちを込めて歩きたいんです。
お色直しの退場時ではなく、叶うならバージンロードで。
そういって実現したのがこの特別な時間でした。
手を取り歩き出すと、自然と笑みがこぼれます。
おふたりが何を思い、どんな言葉を交わしながら歩いたのか。
これは後方から見ていた私ももちろんおふたり以外の誰もわかりません。
そして歩く先にはその姿を温かく見守る新しい1つの家族。
全員が優しい表情をしていました。
心が震える、そんな瞬間。
そこから向かったパーティーは大盛り上がり!
結婚式のテーマは『絵本』でした。
受付スペースではおふたりが生まれてから結婚式当日までのストーリーをご新婦様が一冊の絵本にまとめ、皆さんのコメントで白紙のページに彩りを加えて頂きました。
更に挙式でおふたりの署名を入れたこの絵本は、一生の宝物となることでしょう。
大学時代おふたりの出会いのきっかけとなった少林寺拳法で舞う新郎様
お色直し入場は大好きなセーラームーンの曲をバックに決めポーズ
デザートブッフェではおふたりで一生懸命考えた演出
新婦様はブーケプルズを、
新郎様はバッティングを!
ボールが飛びすぎてしまうアクシデントもありましたが、
テイク2で無事にゲット
いよいよおひらき。
両家を代表して新郎お父様よりご挨拶がありました。
挙式を終えた時からずっとずっと言いたかった言葉。
お父様はゆっくりと口を開きました。
「娘が...可愛い娘が一緒に歩こうって言ってくれたんです」
お父様はゲストの前で嬉しそうに情景描写をし、声をかけられた時の驚き、一緒に歩いている時の喜びを伝え、言葉に詰まる事もありました。
"あと数メートルバージンロードが長かったら、泣いていたかもしれません。"
そうおっしゃるお父様の目には涙が浮かんでいました。
それぞれの家族の形には交差するひとりひとりの想いがあります。
伝えたり、行動を起こしたりすることはなかなか難しいですが、
そんな各々の背中を押す力が結婚式にはあるのかもしれません。
普段できないことも今日なら...
大切な1日、大切な皆さんの前で皆様への感謝を自分らしく伝えてみませんか?
最後までお付き合い頂きありがとうございました!!
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